啓源会計事務所(公認会計士・税理士)

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北京市の「証照連弁」について

北京市のビジネス環境が最適化し続けるとともに、市場主体の参入や経営承認もますます便利になっています。そのうち、「証照連弁」の革新作業の継続的な推進は大きな役割を果たしています。啓源の既存顧客及び潜在顧客のご参考に供するために、本稿では「証照連弁」を簡単に紹介します。


1. 「証照連弁」とは


「証照連弁」とは、市場主体は営業許可書に関する登記を行う際に、関連する経営承認事項も合わせて行うことができるということをいいます。承認部門は、提出された申請に対し、一回受理し、同時に処理し、並行して完了します。


2. 適用対象


有限会社、支店、個人事業主など各種類の市場主体は、申請要件に該当している限り、「証照連弁」を通じて行うことができます。


3. 適用可能な状況


現在、医療器械販売、薬局、飲食店、飲料店、スーパーマーケット(コンビニ)、書店、診療所、私立幼稚園、道路運送会社、道路旅客輸送会社等は「証照連弁」を利用し、1申請で営業許可書及び経営許可を並行して承認されることができます。


上述の事業活動に従事する市場主体に関する経営許可項目は以下の通りです。


医療器械販売:  医療器械経営許可証、第二類医療器械経営届出証憑
薬局: 薬品経営許可証
飲食店: 食品経営許可証、北京市小規模食品生産経営許可証
飲料店: 食品経営許可証
スーパーマーケット(コンビニ): 食品経営許可証
書店: 出版物経営許可証
診療所: 医療機構経営許可証
私立幼稚園: 私立学校経営許可証
道路運送会社: 道路運送経営許可証
道路旅客輸送会社: 道路運送経営許可証


4. 利用方法


申請要件に該当する市場主体は、申請に関する書類を持って、各区級の市場監督管理部門に手続きを行うことができます。薬局、飲食店、飲料店、スーパーマーケット(コンビニ)、医療器械販売等の事業活動を申請する市場主体は、北京市企業サービスプラットフォーム「e窓通」を通じてオンライン申請を行うこともできます。




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