啓源会計事務所(公認会計士・税理士)

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2023年4月のブログ記事

  • 中国で外国特許代理機関の駐在員事務所が設立可能

    2022年1月11日、中国国家知識財産権局は、ウェブサイトで「外国特許代理機関の中国における駐在員事務所の設立管理弁法」(以下「管理弁法」という)を発表しました。管理弁法を発表する日から、外国特許代理機関(中国語:外国専利代理機構)は管理弁法の定められている要件及び手続に従い、中国で駐在員事務所の... 続きをみる

  • 中国深セン、最初の海外職業専門資格認可リストを発表

    2022年1月10日、深セン市人的資源及び社会保障局は、ウェブサイトにて最初の「海外職業専門資格認可リスト(中国語:境外職業資格便利執業認可清単)」を発表しました。最初リストには、税務、建築、企画、医療、海事、文化観光の6分野をカバーし、合計20職業資格が掲載されています。具体的には次の通りです。... 続きをみる

  • 中国労務 時間内に処理されない労働契約の期間満了の法務リスク

    雇用主は労働契約の期間満了後、労働者と労働契約を終了又は更新せず、労働者は雇用主で働き続ける場合、雇用主と労働者と事実上の労働関係が生じ、雇用主は「労働者と書面による労働契約を締結していない」法務リスク及び結果に直面します。 通常、雇用主が労働契約の期間満了後時間内に契約を更新しなかった法務リスク... 続きをみる

  • 中国が新たな外商投資参入ネガティブリストを発表

    2021年12月27日、中国国家発展改革委員会及び商務部は各自のウェブサイトにて「外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)(2021年版)」(以下「2021年版全国外資参入ネガティブリスト」という)及び「自由貿易試験区外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)(2021年版)」」(以下「20... 続きをみる

  • 競業避止に関する深センの特殊規定

    深センは中国の経済特区として、深セン経済特区に関する立法権を持っています。従って、競業避止の法規制において、深センが制定且つ適用された規則は、全国範囲に適用された規則と一定の違いがあります。主な相違点は以下の通りです。 1. 競業他社の連帯責任 従業員の退職後の競業避止義務は、企業と締結した競業避... 続きをみる

  • ベトナムの外資直接投資の主な形態

    近年、ベトナムは外国人投資家にとって好ましい投資先の1つになっています。ますます多くの外国人投資家は法人の設立による直接的及び間接的な投資を含め、ベトナムへの投資を計画しています。本稿では、ベトナムにおける外資直接投資(FDI)の主な形態について簡単に紹介します。 1. 有限責任会社 有限責任会社... 続きをみる

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  • ベトナムの労働契約

    1. 労働契約の種類 ベトナムの労働法の規定により、ベトナムの労働契約は次の2種類があります。 (1) 無期労働契約 (2) 有期労働契約(契約期間が36ヶ月未満)。外国人従業員の労働契約の期間はその労働許可証の有効期限に応じ、最大2年となります。 事業主は2名以下の従業員と有期労働契約を締結する... 続きをみる

  • 澳資企業に対する横琴粤澳深度合作区の支援策

    最近、「澳資企業発展に関する横琴粤澳深度合作区の支援弁法」は正式に公布、実施され、2025年12月31日まで有効です。 当該弁法により、横琴粤澳深度合作区(以下「合作区」という)は、合作区において要件に該当する澳資企業(マカオ投資者が投資する企業)の発展に対して全方位的に支援します。関連する支援策... 続きをみる

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  • 2023年11月7日、ハーグ条約が中国で発効

    2023年3月8日、中国は外国公文書の認証を不要とする条約(以下「条約」という)の保管機関であるオランダ外務省に参加申請を提出しました。当該条約は2023年11月7日に中国で発効します。 条約の規定により、条約締約国の間の文書の流通、使用は、アポスティーユのみが行われる必要があり、領事認証が不要に... 続きをみる

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  • 2023年5月1日以降、APEC・ビジネス・トラベル・カード保持者は中国入国がビザ取得不要

    在オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、日本国、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ルクセンブルク等の国の中国大使館は、2023年5月1日以降APEC・ビジネス・トラベル・カード(以下「ABTC」という)を所持する方は中国入国がビザ取得不要とされている、と次々と発行しました。 従って、... 続きをみる

  • 深セン、広州と中山との食品経営許可の相互承認

    最近、広東省深セン市市場監督管理局は、広州市市場監督管理局及び中山市市場監督管理局と食品経営許可の相互承認協議を締結し、通達を各自発表しました。当該通達により、深センと広州、中山の食品経営企業は、広深のいずれか、深中のいずれかで食品経営許可を取得する以上、別個の都市でも経営できます。広深中の最初の... 続きをみる

  • 中国が企業の外債限度額を引き上げ

    2022年10月25日、中国人民銀行、国家外貨管理局は、全範囲越境資金調達のマクロプルーデンス管理をさらに改善し、企業及び金融機構の越境資金源を増加させるために、企業及び金融機構の越境資金調達のマクロプルーデンス管理調整係数を1から1.25に引き上げることを決定した、と連合して発表しました。 「全... 続きをみる

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